1996-12-12 第139回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
――――――――――――― 十二月六日 高速増殖炉もんじゅに関する陳情書 (第一 六二号) ロシアの放射性廃棄物に係る日本近海の海洋放 射能影響調査の継続実施等に関する陳情書 (第一六三号) 同月十二日 高速増殖炉もんじゅナトリウム漏洩事故に関す る陳情書 (第二五一号) 鹿児島県馬毛島に無人有翼往還機HOPEの着 陸場の誘致実現に関する陳情書 (第二五二号) は本委員会に参考送付
――――――――――――― 十二月六日 高速増殖炉もんじゅに関する陳情書 (第一 六二号) ロシアの放射性廃棄物に係る日本近海の海洋放 射能影響調査の継続実施等に関する陳情書 (第一六三号) 同月十二日 高速増殖炉もんじゅナトリウム漏洩事故に関す る陳情書 (第二五一号) 鹿児島県馬毛島に無人有翼往還機HOPEの着 陸場の誘致実現に関する陳情書 (第二五二号) は本委員会に参考送付
四月十二日 高速増殖炉もんじゅのナトリウム漏洩事故に関 する陳情書外二件 (第二一七号) 同月二十六日 高速増殖炉もんじゅの事故原因の徹底究明と再 発防止に関する陳情書外一件 ( 第二五五号) は本委員会に参考送付された。
○和田静夫君 それだから端的に言えば、運輸省に私が求めたいことは、放射線漏洩事故がかなりの部分でもってアメリカで起こっているわけです。わが国もその危険性がないわけじゃないから取り上げているわけでありまして、ここの部分の数値についてはさらに皆さん方が確信が持てるような形でもって調査検討されますか。
○檜山説明員 ただいま技術上の基準の問題について御指摘ございましたが、この規則の方では、消費設備と供給設備それぞれにつきまして、使用形態あるいはその構造等に応じた基準を定めているわけでございますけれども、御指摘のような関連のところで最近一連のガス漏洩事故が起こりまして、そういったところを考えますと、これは消費設備に係る配管の部分から腐食あるいは地盤の不等沈下に起因する漏洩が起こっているというような状況
そうすると、学校でのLPガス漏洩事故は五十三年に一件、五十四年に一件、五十五年に四件、五十六年に二件、五十七年はもうすでに六件というふうになって、単なる偶然の事故ではないということを示していると思うのです。しかも、いまお話があったように、過去の漏洩では建物や人にも被害が出ている。
○檜山説明員 先ほどちょっと申し上げましたように、地上配管の方がある意味では保安上有効な方法じゃないか、その点は私どもの方も考えておりますが、いろいろとそれがむずかしい面もあるというところは、これは十分そういうふうな状況を踏まえて漏洩事故が起こらないように適切な措置をとっていきたい、こういうふうな趣旨でございます。
あるいは政府も、五月十八日に出されましたこの「放射能漏洩事故について」のまとめの中で、四十ページに六項目として「当庁としては、以上のような措置とあわせて、日本原子力発電(株)に対し、地元における補償問題等に誠意をもって対応するよう指導することとする。」ということを述べられておりますし、大臣もまた現地でそのことを述べられておりますけれども、これに対する具体的な対策をお聞かせいただきたいと思います。
そういう点で、五月十八日、資源エネルギー庁がまとめられました「日本原子力発電株式会社敦賀発電所における給水加熱器及び一般排水路放射能漏洩事故について」というこのまとめでありますけれども、このエネルギー庁がまとめたまとめの性格といいましょうか、これは大臣も現地を視察されているわけであります。
そういうようなことが主な原因でございまして、私は、今回の漏洩事故等に関する事件よりもまだまだ非常にこの件については軽いかなという感じがするのです。その点について、今回の事故と、いままで報告されたこのような法律によって定められた報告義務を負ったこの事故報告、どっちが重いんですか、軽いんですか。
○御園生説明員 今回の漏洩事故は、先ほど来御指摘のございました人為ミスに重なりまして、ただいま御指摘のありました建物の一つの不十分さというものがあったことは事実だと考えております。そして、こういう建物を設計いたす第一義的な責任は原電にあるわけでございますが、御承知のように、あそこのタンクのある部屋の前室、サンプピットのある部屋でございますが、この出口のところにはせきが後になって設けられております。
これは私の考えですから、また異なる立場もあろうかと思いますが、そういう意味でこの原子力安全委員会の役割りも非常に大きいし、私自身も大きく期待をしておったのでありますが、五月十八日に資源エネルギー庁発表の日本原電敦賀発電所における給水加熱器及び一般排水路放射能漏洩事故についての報告を安全委員会の方は即日了承した。
○吉田正雄君 この放射性廃液の漏洩事故、それから一般排水路への流出、そして微量であれこれが浦底湾に出ていったと、こういう一連の事故について報告しなくていいんですか。
私が一貫して当初から聞いておるのは、この一月以来の一連の事故について、法に定めた報告義務というものが完全に守られておらなかったということと、さっき皆さんにも認められたように、溶接等については電気事業法四十六条にも明確に定められていると、それも守られなかったということで、私はさっき二つは聞いて、いま三つ目というのは、放射性廃液の漏洩事故について聞いているんでして、この放射性廃液の漏洩事故については報告
○政府委員(石井賢吾君) 私ども最終的な評価はいたしておりませんが、さきに申しました、四月二十五日新ラドウエスト系統における漏洩事故があったという新聞報道がございまして、その結果について改めて会社側の報告を求めたことはございます。
しかし、今回の漏洩事故が発生いたしましたフィルタースラッジ移送作業というものは、操作に十分な時間的な余裕もございますし、またいろいろなサンプピットその他にも警報関係の装置もありますので、通常の管理上の注意によりまして安全に操作を行うことができるというような性格のものというふうに考えております、そしてフィルタースラッジタンクの放射能の内蔵量も、炉心などに比べますと格段に低いということにもなっておるわけでございます
また今回の給水加熱器からの漏洩及び一般排水路からの放射性廃液の漏洩事故に関しましては、今後再びこのような事態を発生させないため、給水加熱器の取りかえを含む改造、旧廃棄物処理施設の改造、汚染土壌の回収、廃棄物処理旧建屋内一般排水路の封鎖についても指示しているところでございます。
また、一般排水路放射能漏洩事故については、廃棄物処理旧建屋の設計施工、管理上の問題に主たる原因がございまして、これに運転管理面における人為的ミスが加わって発生したものと考えております、 当庁といたしましては、今後再びこのような事態を発生させないよう技術基準の整備充実、審査、検査の改善、運転管理専門官制度の改善、保安規定の整備充実、事故、故障の報告対象の明確化等を図り、安全規制上の所要の措置を早急に
○説明員(逢坂国一君) 今回の主に漏洩事故に関連いたしますことで、技術基準の整備を図りたいというふうに考えております回 それで、「液体状の放射性廃棄物の漏洩の早期発見」ということは、計器関係を充実させたい。漏洩したときの検出をできるようにしたい。警報ももちろんいまあるわけですが、その辺のことも考えまして、検出器の設置ということを考えております。
○説明員(末広恵雄君) 今回私どもが報告書を取りまとめました内容といたしまして、二点ございますが、第一点の給水加熱器の漏洩事故につきましては所長まで報告されておりましたが、日本原子力発電の本社及び私ども通産省には報告されてないという実態でございます。
日本原子力発電株式会社敦賀発電所における放射能漏洩事故に関し、政府から報告を聴取いたします。資源エネルギー庁高橋審議官。
特に、生態系に対するところの放射線の影響は昔からよく知られており、それゆえに原子力の利用については、他の公害物質と異なって安全確保のために特別の手段が講じられておる、こういうような説明がよくなされるわけでありますけれども、きのうの夜の七時、NHKのニュースを見ておりますと、日本原電の敦賀発電所、ここの放射能の漏洩事故が隠されておった、六年前にそういう事故があった、こういう報道がありましたけれども、通産省
そこで、科学技術庁にお聞きしますけれども、この前これは通産省の日本原電の放射能漏洩事故立入検査の中間報告がありましたが、その後で安全委員会からこの敦賀の工場に向かって調査に行っておりますね。その結果、原電の事故隠しか判明したように報道されておりますけれども、これをひとつ発表してもらいたい。
○政府委員(石井賢吾君) 五月十一日に会社側から、私どもが四月十日、これは第四給水加熱器にかかわる事故問題でございますが、四月十日及び四月三十日、これは三月八日の漏洩事故にかかわる問題でございます、それぞれにつきまして立入検査結果を示しまして、これにかかわる会社側の見解を正式に提出を求めたわけでございます。
この中身は、立入検査によりまして判明した事実を通産省としてこういうふうに認識をするという、漏洩事故問題についての原因究明の中間報告になっておるわけでございます。
○石井政府委員 四月三十日に通産省が敦賀発電所の漏洩事故に関連しまして中間報告を発表いたしたわけでございますが、これは先生御指摘のように、あくまでも漏洩事故の原因究明に主眼を置いたものでございます。
ただ、全部完璧なものができるかどうか、この辺はいろいろと問題はあろうかと思いますが、とにもかくにも三月八日の漏洩事故を中心としましてその原因、それからそれと関連する社内体制等についてできる限りのことはやりたいと思っております。
日本原子力発電株式会社の敦賀発電所につきましては、さきに給水加熱器につきまして漏洩事故があったにもかかわらず、当省にその旨報告を行わず、かつ所要の手続を経ずに補修作業を実施した事実が存在したことが明らかとなりまして、現在当庁におきまして今月初めに行いました立入検査の結果を詳細に分析するとともに、同社からの事情聴取を行っているところでございます。
日本原子力発電会社の問題でございますけれども、現状はどうなっておるかということでございますが、敦賀発電所におきまして加熱器の漏洩事故がございまして、これに対しまして私どもは保安管理体制が問題であるという観点から調査をしておるときに、また、これの補修作業につきまして何ら報告義務を行うことなく、事故で処理をしておったわけでございます。
このたびの日本原子力発電株式会社の敦賀発電所の問題でございますが、まことに遺憾なことでございまして、給水加熱器の漏洩事故に始まりまして、この漏洩事故は、敦賀発電所が報告の義務があるのに、何らこれを報告せず、その上、保修作業まで勝手にしたというこの事実、これについては私ども厳重に対処しなければならないと思っておったやさき、現実に事情聴取を行っておりましたところが、このたび一般排水路の中に放射能が検出されました
日本原子力発電株式会社の敦賀発電所につきましては、さきに給水加熱器の漏洩事故がございまして、当庁にその旨の報告がございませんという事態が発生いたしましたが、当庁におきましては、直ちに敦賀の発電所をとめまして、その状況の立入検査並びに事情聴取を行いますとともに、同社に対しまして総点検を指示いたしまして、現在、対策を検討中のところでございました。
○高橋(宏)政府委員 本年一月の給水加熱器の漏洩事故が報告されなかったことを含めまして現在鋭意詳細調査をしているやさきに今回の放射能漏れがございました。この二つをあわせまして、そういう事故の原因の徹底的な調査、それの背景にある原電の保守、保安管理体制の問題点を徹底的に洗い出すということがまず第一の仕事かと存じております。それに従いまして厳正な措置をとるということを考えております。
それから、敦賀発電所が事故隠しをして勝手に今回工事をやった、ほかにもたくさんあるんではないかという点でございますが、当省といたしましては現在この漏洩事故を起こした当該給水加熱器について立入検討を実施中でございます。今後、立入検査の結果を踏まえまして、敦賀発電所の保安管理体制につき、必要に応じ改善措置を講じさせるように原子力発電を強力に指導していくこととしたいと思っております。
これらの事故、故障は、いずれも外部への放射能の影響はなかったわけでございますが、しかし、昨年七月に発生いたしました関西電力大飯発電所一号機のECCS作動事故、それから昨年の十一月に発生いたしました関西電力高浜二号機の一次冷却材漏洩事故、これはいずれも材料ミスというような品質保証活動の不適切さが原因でございました。